病院保育とはどんな保育?
病院保育とは、保育園や幼稚園に通う年齢の子供が病気・怪我で通うことができず、保護者が仕事に出かけてしまうため家庭内では面倒が見られないときに子供を預かるサービスです。
一般的には病院をはじめとした医療施設に併設されていることが多く、まれに保育園や患者の子供がいる家庭に訪問して保育してくれるところもあります。
通常の保育園では行ってくれない食事の後に薬を飲ませることなど、看病などを含めた保育が可能です。
外に出て遊べない子供を室内で遊ばせてくれます。
病気の子供だけではなく、病気が回復期にある病後児と呼ばれる状態の子供の保育も請け負ってくれるのが特徴で、治りかけているけれど完全に保育園や幼稚園に出かけられる状態ではない子供の面倒を見てくれるため、働いている夫婦にとって便利なサービスといえるでしょう。
ただし、面倒を見てくれるサービスを提供する場合、病後児の場合は保育園などに併設されている施設で見てもらったほうがよく、病気の状態の場合イは医療機関に併設されている施設で見てもらったほうが安全性が高いといわれていますので、参考にしてください。
どんな症状の時に預けられるのか
自治体では病気の子供や治りかけの子供を預けるのに一定の基準が存在しているため、病気の症状によっては預けることが困難となることも少なくありません。
ただし、民間団体やNPO法人で請け負っている場合には、話を聞いてサポートしてくれる可能性が高いため、事前に確認しておくことが必要です。
病院であずかることができる病院保育に合致する症状としては、発熱や嘔吐があること、インフルエンザや下痢などの症状を患っていること、やけどや骨折などの症状であることなどが上げられています。
ただし、流行性の角膜結膜炎や、はしかなど感染力が高く、病院保育で預かると全員が感染してしまいかねない病気の場合には、預かってもらえません。
預けることができる基準としては
一般的には就学前の子供を対象とするところが多いでしょう。
ただし、一部自治体では10歳未満までは受け入れてくれるところもある為、自分の住んでいる自治体で受け入れてくれるかどうか確認してください。
また、住んでいる自治体によって保育を実施しているかどうか、自治体のホームページで確認しましょう。
地域によっては実施しているにしても条件が厳しい場合もあるため、必ず確認することが必要となります。